こだわり

接客サービスの隠し味

農作物を卸しているホテルの方と契約の打ち合わせに行った時、先方から
「農作業が始まれば、今後ウチの従業員を、一人でも二人でも1週間ぐらいずつよこして体験させたい」
といった話が出ました。
理由を尋ねてみると
「やっぱり、ものを採ったときの喜びや、ものを作ってきたその苦労ってゆうものは、必ず接客に生かされるから」
ということでした。
 
ホテルに来たお客さんに料理を説明する時の
「この料理はですね、、、」
という一言が、自分の手で収穫した食材から作られたものである場合と、そうでない場合とでは、込もる思いが変わってくるでしょう。
明らかな違いには現れなくても、ほんのわずかに言葉の抑揚が変わるかもしれません。
そのホテルの方は
「一言の抑揚のし方で、まったく人が受ける印象は変わってくる。だからサービスにイコールなんだ」
と話してくれました。
もしかしたら人間の舌って意外と鈍いなのかもしれませんが、確かに思いがある/ないだけで、隠し味のように素材や料理の味、感じ方が変わってくるように思います。
 
畑を出発点として生産者が作物に込めた思いを、収穫に手伝いに来てくれたホテルの従業員の人が繋いで、最終的に口にする消費者に届ける。
農作物の対面販売であれば、このスタートとゴールまでは短くシンプルですが、このように間に誰かが介在しても思いは届き、さらに別の方向へも広がって行くと、考えています。

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